録画ネットとNHK

録画ネットと言うサービスがある。
http://www.6ga.net/

サービス内容を簡単に言うと、
テレビパソコンをハウジングします。
テレビパソコンはインターネット経由で操作できます。
よってもって海外などに住んでいても日本の放送を見ることが可能です。

というものです。
このサービスに対して放送局数社から、
録画ネットの「サービス停止を求める仮処分の申し立て」が8/10に提出されていました。

はてな
日本放送協会受信規約のどこに違反しているのだろう?
http://www3.nhk.or.jp/eigyo/kiyaku/kiyaku_01.html
というか、契約締結を拒んでるんだって?NHK。


俺は、NHKと契約してないけど、
このサービスのためなら契約するぞw


と、そろそろ仮処分の裁定がおりるはずなんだけどな・・・

あーんど
ひさしぶりにNHKの受信契約についてあさってみたところ。

http://www3.nhk.or.jp/eigyo/text/toiawase2.html

もっと詳しく(1) 受信料の支払いは義務?
放送法32条に「NHKの放送を受信することができるテレビをお持ちの場合、NHKと受信契約をしなければならない」との規定があり、放送法に基づき総務大臣の許可を得て定められた日本放送協会放送受信規約で「受信料を支払わなければならない」と義務づけられています。よって、NHK民事訴訟により受信料の支払いを求めることも可能ですが、NHKは文化を担う組織です。悪質な場合は別ですが、いたずらに法律に頼って強行手段に訴えることはふさわしくないと考え、現在のところ、NHKに対するご理解とご協力をいただくよう努めることを基本にしています。

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もっと詳しく(2) 法律に契約の自由が保障されているけど?
契約自由の原則とは、契約を結ぶか結ばないか、契約の内容・形式をどうするかを、国家の干渉を受けず、当事者の自由意志によるという近代法の原則です。20世紀に入ってからは次第に、この原則を適切に制限することによって、社会の私法関係(個人と個人の関係)を是正しようとする傾向が強くなってきました。放送法の規定は、自由意思で受信機を設置した人に対して、NHKの放送を含む放送を受信する意思があると認めて受信契約をしてもらうというものですから、契約自由の原則自体にも、何ら抵触するものではありません。

なるほど、練りに練った内容ですな。

その1
「受信料の支払いは義務?」という質問に対する回答は、
「設問自体が間違っています」というのが正しい回答です。契約したなら支払うのがアタリマエです。
正しい質問は、「契約は義務?」というのが正しい質問です。詐欺師のつかう手法と同じですね。

その2
契約自由の原則とは、契約を結ぶか結ばないか、契約の内容・形式をどうするかを、国家の干渉を受けず、当事者の自由意志によるという近代法の原則です。」