「かんぽの宿」譲渡問題の背景にあるもの

かんぽの宿の譲渡経緯が不透明に見えるのは正しい見方だ。たしかに不透明だ。
・不透明の原因は、従業員に配慮したためだ。


・「かんぽの宿」譲渡問題の根本は、儲かっていないことだ。
・儲かっていないため、不動産価値400億円/事業価値100億円というような
事業価値が非常に低くなってしまっている。
・「いきすぎた市場原理(個人的には単なる市場原理)」なるもので考えると
かんぽの宿を解散して不動産処理をするのが一番国民財産のためとなる。
・もう一度言う。「国民財産を第一に考えれば、かんぽの宿を解散して不動産処理すべきだ」
すなわち、かんぽの宿の従業員はクビだ。
・しかし大方針として、そうはならなかった。これはかんぽの宿の従業員に配慮したためだ。
・国民財産を第一ではなく、かんぽの宿の従業員に配慮したのだ。
市場原理主義の敗北であり、いかにも日本的な解決策である。
市場原理主義に則っていないため、不透明に見えてしまうのだ。


・さて、かんぽの宿の譲渡額が安いと批判してる輩は、無能者だ。
・無能者どもは、また、従業員クビという案にも否定的だ。
・その結果、無能者どもは、「かんぽの宿が儲かるようにしてから譲渡すれば良い」という案をひねり出す。
・確かにかんぽの宿が儲かるようにしてから譲渡すれば、
国民財産は毀損しないし、従業員もクビにならずに済む。
・こんな解決案が考えられる俺(無能者のコト)ってすげーって訳だ。万々歳だ。
・しかしながら、かんぽの宿が儲かるようにしてから譲渡するという案は、天に唾を吐く案だ。
・儲かるようにできるのであれば、そもそも譲渡しようとは考えないからだ。
・「儲かるようにしろ」と言うのは簡単だ。命令するのも簡単だ。しかし実現するのは大変だ。
・しかし、言うのは簡単だから、無能者どもは今後も言い続けるだろう。
かんぽの宿の譲渡額は安すぎたのだ」と・・・


・脇道に逸れます。さてここで問題です。「私は何を言いたいのでしょうか?」


反論:かんぽの宿が儲かるようにするのは、本当に難しいのか?